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フランスが世界に誇る伝説のファッションデザイナーイヴサンローラン(Yves Saint Laurent)彼の輝かしいキャリアや一生を描いた映画『イヴサンローラン』が2014年9月6日(土)より公開される

弱冠21歳でクリスチャンディオール(Christian Dior)の後継としてデザイナーデビューを果たし、26歳で自らのブランドを設立、20世紀のファッション史に次々と革命を起こしていったイヴサンローランスモーキングやサファリスーツ、モンドリアンルックなど、彼の生み出したアイテムは今でもしっかりと受け継がれているしかしその華々しい功績の裏には、表現者ゆえの孤独やプレッシャー、薬物、アルコールへの依存など、多くの苦悩があった

そんな伝説のデザイナーの、希望や苦悩に満ちた一生をたどる本作サンローラン役に抜擢されたのは、国立劇団コメディフランセーズ在籍のピエールニネだ本人そっくりのルックスもさることながら、卓越した演技力により、繊細なサンローランのキャラクターを再現してみせた

『イヴサンローラン』は、2014年1月に本国フランスで公開され、初登場1位の大ヒットを記録したさらに今作は、公私ともにサンローランのパートナーだったピエールベルジェが全面協力し、イヴサンローラン財団所有のアーカイブ衣装の貸し出しも行なわれた、ブランド初となる公認の伝記映画でもあるサンローラン リュック コピー

世界のファッション史を変えた、貴重な“本物”の豪華衣装がズラリと並ぶサンローラン ジーンズ コピーイヴサンローラン財団が保管している5,000着以上の服やアクセサリー、靴ベルジェが撮影に協力することを決めたため、それら本物のアーカイブコレクションが撮影に使用されているコレクションのシーンでは、2時間という制限の中で撮影が行われ、服を傷めないように、モデルと服の間に布を一枚入れなくてはならなかったファッション史に残る“モンドリアン”、“スモーキング”も登場さらに、映画では、サンローランの住居やアトリエも提供され、当時とほぼ同じように再現した

20世紀のファッション界を席巻し、「モードの帝王」とまで呼ばれていたサンローランしかしその素顔はあまり世間に知られてこなかった死去から早5年以上が経った今、改めて彼の才能や功績、そして隠されていた光と影を、じっくりと振り返ってみたい

映画『イヴサンローラン』で注目を集めた監督のジャリルレスペールは、パリ生まれの37歳19歳でローランカンテに見いだされ映画デビューを果たし、その後は『ヒューマンリソース』でセザール賞有望新人男優賞を受賞したほか、ブノワジャコの『Sade』、アランレネの『巴里の恋愛協奏曲』等に出演するなど俳優としてのキャリアを積んだ人物だその一方で映画製作にも興味を示し、2004年にブノワマジメルを主演に迎えた『24 Mesures』で初の長編監督デビュー本作は彼にとって3作目の長編映画だ

来日したジャリルレスペールに、なぜイヴサンローランを映画のテーマに選んだのか、そしてサンローランや彼にまつわる人々をどのように描こうとしたのか、制作秘話を聞いた

なぜイヴサンローランという人物を題材に選んだのでしょうか?

まずフランスの偉大なストーリーを語りたいと思いました夢に向かって、夢のために戦う人、そのために代償を払う人々の物語ですそして舞台背景を探すため、どのジャンルを選ぼうか考えました最初はフィクションにするかどうかも定かではないまま、バックグラウンド選びを行っていました

舞台をフランスにしようと考え、フランスならではの何かを描きたいと思ったとき、「ファッション」という答えになりました

イヴサンローランという人物のことは少ししか知らなかったのですが、テーマに選んで資料を読んだり、ドキュメンタリーを観たりするうちに、知れば知るほど、すごい人だということが分かりましたすべてを視覚化するのが不可能なくらい天才的な人だけれど、それと同時に人間的な面があるということを知りました彼はとても脆く、繊細な人だということです

監督が感じるデザイナー、イヴサンローランの一番の魅力を教えて下さい

ロマンティックな面と、“呪われた天才”のような面があるところ彼は二面性を持っていると思うのです純粋な才能がある偉大な天才でありながら、同時に自己破壊的な人物だったり、躁うつ病を患っていたりと、その二面性がおもしろいと思いました

何かをクリエイトするということに、絶対的な必要性を感じていた人物だと思うのですが、それはある意味、彼が完全に鬱に陥らないよう、生き延びるためにクリエーションを続けていたのだと感じます

映画の製作に取り掛かる前、イヴサンローランの公私のパートナーだったピエールベルジェに会ったそうですね

何よりもまず、そうすることが自然でしたベルジェに対する尊敬の意もありましたし、直接彼にあって自己紹介をして、イヴサンローランの映画を作ろうとしていることを伝えるべきだと思いました

それから映画を制作するにあたって、イヴサンローラン財団の協力が必要だと感じていました本物のドレスやドローイングを劇中で使用したかったからですサンローラン 長 財布 コピー

あとはイヴサンローランの生涯において、長い付き合いで彼のことをよく知っている人々に会うことで、物語のキャラクターも描きやすいと思いました
 

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